仲直り 2022/01/31
加瀬ちゃんと仲直りした。
今日も今日とて快活クラブに逃げていたのだけれど、お金も馬鹿にならないので流石に家に帰った。
家に帰ると加瀬ちゃんは下の部屋で配信していた。
この家はリビングと玄関がカーテンで仕切られている。だからカーテンをくぐらないと加瀬ちゃんがいる玄関までいけない。
家に帰ったらすぐ謝ろうと思っていたのだけれどこのカーテンをめくる勇気が湧かない。
このままじゃ玄関でずっと立ち尽くすヤバイ奴になってしまう。
15分ほどそこにいた後なんとかカーテンをめくった。ここまで重いカーテンは始めてである。
いわきの鉄のカーテンと名付けよう。
なんとかカーテンをめくったがまだ終わりではない。そこから加瀬ちゃんに謝るという最も勇気のいる行為がまだ残っている。
いつもの座椅子に腰掛けようとおもったのだが、何故か座椅子が濡れていて若干臭い。仕方ないので床に膝立ちで座る。
加瀬ちゃんは俺に触れずに配信を続けている。
どうしても声が喉から出てこない。俺の鼻息だけが荒く響き続ける
30分ぐらい掛けてようやく声を出せた。
「あの…今ちょっといい?」俺がそう言うと
「謝罪ならいらないから 別に怒ってないし」と言ってきた。困った 謝罪以外の言葉は考えていない。
咄嗟に出てきた言葉は「加瀬ちゃんが『私が居なかったら私の女リスナーとなんか喋れないよ』って言ったよね? それが嫌だから許してください」であった。何を言っているんだ俺は。
こんな世界一気持ち悪い謝罪を加瀬ちゃんは笑って許してくれた。リスナーのコメントは怖くて見ていない。多分めっちゃ叩かれているのだろう。
その後岡田さんとも二階で話した。岡田さんは多分めっちゃ心配しているだろうと思っていた。
岡田さんからは「森くんは無理している事をあまり言葉にしないから、無理な時は無理と言ったほうがいい」と言われた。後最近笑顔が無くなっているとも指摘された。
心配してくださった皆様 優しい言葉を掛けてくださった皆様 本当にありがとうございました。これからは自分が発する言葉が人をどういう思いにするかを考えます。
あと、男の人が読んでくれるのもめっちゃ嬉しいんでこれに懲りずに読んでください。
ではまた明日