ジョビとの共同生活 進撃の巨人を見た 2022/02/10

ジョビを二階に連れて着て3日ほど経ったが、今の所とくに悪さもしていない。トイレもちゃんとすべき所で出来ているし、ゴミ袋も荒らしていない。お利口である。

昨日の夜中に下に降りていくと、加瀬ちゃんが進撃の巨人を見ていた。面白かった。中学生の頃リアルタイムで見ていたときはあまり面白いと思えなかったが、今見返すと面白い。 特にマーレに来てから圧倒的に面白くなったと感じる。

4話ほど視聴して二階に上がると部屋中がゴミだらけであった。ジョビがゴミ袋を漁ったのだろう。まぁ仕方ない。ゴミ袋を放置していた私が悪い。

そう思って部屋に一歩踏み出した時に何かを踏んだ。足を上げて足裏を見るとジョビの糞であった。

決別だ。お互いを信じる事が出来なかった。自分には力がある、トイレシートの上で糞ができる、そう勘違いしてしまったのがお前の過ちだ。

俺の真意を話したところで、わかりっこないだろうがね。

まぁそんな事を言っていても仕方ないので、散らばった糞とゴミを拾ってゴミ袋に入れる。

夜も遅かったので寝ようとして布団に目をやった時、布団の上にも糞が数個散らばっていた。しかも小さいのではなくデカい糞。巨糞である。

布団には乗っちゃダメだって何回も注意してるのに。しかも巨糞だし。

もう嫌だ。酔っ払ってJKに「飼えないなら俺が飼うよ」なんて軽口を叩くんじゃ無かった。 

そんな事を考えてその場に膝からへたり込んでしまった。

そんな私にジョビが話しかけてきた。

ジョビ「立つんだモーリー お前があの日酔っぱってJKに良いカッコしなければ、清潔で静かな部屋に住み、なんの心置きもなく図書館に行ける。そこで集中して勉強すれば東大だって行けたかもしれない。

だがお前は酔っ払ってJKにカッコつけた。そのツケを払う方法は一つしかない。

俺はお前の布団の上で脱糞をした日から、お前は酔っ払ってJKにカッコつけた日から、その行いが報われるまで進み続けるんだ。死んでも、死んだ後も」

ジョビ「これは、お前が始めた物語だろ」

ジョビ「この布団の上にあるひときわデカい糞

名を 進撃の巨糞」

ごめんよジョビ。お前の言う通りだ。俺は進み続ける。

へたり込んでいた場から立ち上がり、強く一歩踏み出した。その瞬間足で何かを踏みつける。

なんだよもぉぉぉ またかよぉぉぉぉ

ではまた明日