加瀬ちゃんの配信に出た バイト先で貰ったもの 2022/03/24
昨日の夜加瀬ちゃんの配信に出た。
酔っ払った加瀬ちゃんと岡田さんと話した。
加瀬ちゃんはバズってからはあまり配信には出ていなかった。私なんかが出ないほうがいいと思っていた。
配信に出ると「顔出せ」と言われた。私は配信に顔を出さなくなった理由を説明した。
鈴木くんという同居人がいて、その子が居なくなってから、「森はうんこ顔」と連投するアンチが現れた。そしてそのアンチの正体が鈴木くんだとわかった。という経緯があって、顔を出さなくなった事。
でも人前に顔を出すというのは多かれ少なかれ容姿をジャッジされるものなのだろう。今となっては鈴木くんに感謝しているくらいである。それは流石に嘘だが。
それにうんこ顔でも別にいいのだ。私はうんこ顔はうんこ顔でも
赤ん坊がうんこをしてお母さんがオムツを替えた時に「あら!うちの息子は健康に育っているのね」と安心することが出来るタイプのうんこ顔であるのだ。人を安心させる顔なのである。
うんこで思い出したが、私が幼稚園の頃一人でトイレに行って流さず帰ってきてしまったことがあった。
その時幼稚園の先生が私の変わりにウンコを流してくれた。
その日その先生は迎えに来た母親に「森くんのウンコは凄く立派でした」と言ったそうだ。
言われたた母親は「そんな事知らされてどう思えばいいんだよ」と思ったらしい。
そんなエピソードを思い出した。
今の加瀬ちゃんの配信に出るのは緊張する。コメントが多いし俺の事を知らない人も多い。
緊張して上手く喋れなかった。少し凹んだが仕事なので自室に戻って寝た。
起きて仕事に向かう。いつものように自転車である。特に滞り無く仕事を終えて帰ろうとしたら、一緒に働いてるオバちゃんが、落として凹んでしまって売り物にならなくなった缶ビールと缶コーヒーを沢山くれた。売り物にならないから持っていって良いとオーナーに言われたらしい。
帰り道にボコボコに凹んだ缶コーヒーを一本のんだ。
美味しかった。外側が凹んでいるだけで、味は変わらない。
外側が少し凹んだって、中身は変わらないのだ。
缶コーヒーも…人間も…
仕事終わりの眠気とダルさをコーヒーのカフェインでなんとか凌ぎながら、私は再びペダルを漕ぎ出した。ペダルを漕ぐ勢いが増すたびに、風の音が強くなる。そんな風の歌を私は聴いていた。
完璧な配信などといったものは存在しないのだ。完璧な絶望が存在しないようにね。(村上春樹 風の歌を聴けの冒頭より)
ではまた明日