自分の部屋の掃除 学生時代 2022/04/07

仕事に寝坊した。加瀬ちゃんに車を借りた。一緒に働いているおばちゃんから「遅刻すると信用無くなるよ」的なことを言われた。

仕事を終えて爆睡した。起きたら夕方の6時になっていた。

自分の部屋を掃除した。部屋の隅にはベタに蜘蛛の巣が張ってあった。

それを高級な猫の尻尾みたいなので絡め取ろうとした。

でもネットとかではよく家の中のクモは殺さない方が良いと言われている。ハエやゴキブリを食べてくれるらしい。

それに昔読み聞かせてもらった絵本で、ある泥棒が地獄に落とされたが、生前クモを大事にしていたから、天国から蜘蛛の糸が垂れてきたという話を思い出した。蜘蛛の巣はとらないほうがよいのかもしれない。

学生時代、好きな子がいた。優しい子であった。

ある時その子とクモの話になった。彼女はクモが嫌いで見つけたら殺すと言っていた。

「でも家の中のクモは家の害虫を食ってくれるから殺さない方が良いらしいよ」と私が言うと彼女は「でも見た目キモいじゃん あんなにキモい時点で何してても害虫だよ」と言った。

私はそれを聞いて密かにショックを受けていた。

彼女にとっては、どんな良い行いをしていても、見た目が悪い事が死に値するほどの罪らしい。

その時点で私と彼女が付き合う世界線は存在しないのだと悟った。その日の夜、夢を見た。夢の中では私は蜘蛛だった。部屋の隅に巣を作って過ごしていた。急に大きな何かが現れ、私の巣を破壊した。私は夢の中で怒りと悲しみに震えた。目を覚ました私の頬は涙で濡れていた。

学生時代のそんなことを思い出した。悩んだが結局蜘蛛の巣を取り除いた。

その夜夢を見た。目の前には大きなクモがいる。逃げようとするが身動きが取れない。見ると身体中に糸が巻き付いている。

クモがどんどん近づいて目の前に来た。

「なんで蜘蛛の巣を取っちゃったの」私に話しかけてきた。

クモの顔をじっと見ると、少しずつ顔が変化して人間の顔になった。

その顔は学生時代の私であった。その顔は泣いているような、笑っているような、なんとも言えない顔であった。

その瞬間目を覚ました。身体は脂汗でグッチョリ濡れている。

あのクモは学生時代の私であったのだろうか。本当の所は誰にもわからない…

以上です

見てわかる通り最近ネタ切れが凄いです 助けてください。

ではまた明日。