明日親が来る 自分の顔 2022/05/07

明日親がいわきに来るらしい。なんならこの家にも来たがっている。

会いたくないものだ。というか合わせる顔がない。こんな顔では会えない。

今日加瀬ちゃんの配信にちらっと映り込んだ時、滅茶苦茶に顔をディスられていた。ただ洗濯されていた靴下を取ろうとしただけなのに。「スマホを落としただけなのに」の比じゃないくらいのだけなのにである。ディスだけではなく「森くんありがとう ヘイトが少し分散したよ」という感謝のコメントもあった。 なんで靴下取ろうとして顔が映っただけでヘイトが分散するんだよ。ふざけやがって。なんだよヘイトが分散するほどのブサイクって。舐めやがって。

でもそう考えると親って凄いなと思う。なぜこんな出来の悪い息子を愛して心配が出来るのだろう。本気でわからない。

デリヘルを呼んで途中で帰らせて落ち込んでる息子を何故愛せるのだろう。

全く罪のないとろみさんを攻撃する息子を愛して何故心配出来るのだろう。 それが血と言うものなのだろうか。

コンビニでレジ打ちをしながらそんなことを考えていた。その後休憩中に廃棄のチャーハンをむさぼった。

両親が私を産んだ時、どんなことを考えていたのだろうか。希望に満ち溢れていたのだろうか。それとも意外とこうなることを予期していたのだろうか。産まれたばかりの私を見ながら

母「この子あなたに似たら運動神経バツグンのスポーツマンね」父「君に似たら勉強が得意な賢い子ね」

母と父「もしくはどちらにも似ずに大学をやめて23でコンビニでバイトしながら廃棄のチャーハンをむさぼっているのかもね」

お父さんお母さん僕は今あなた達が想像した通り廃棄のチャーハンをむさぼっています。とてもマズイです。

仕事終わり歩いて家まで帰った。帰路の途中にある花屋は稼ぎ時だと見てカーネーションを店先に出している。

明日は一輪のカーネーションでも渡してあげようか。

財布を見たらお金が132円しか無かった。

カーネーションは110円だったのだが、気がついたら隣の自販機のドデカミンを買っていた。

トデカミンの炭酸が喉に刺さる。

まるでカーネーションを買わなかった私を叱るように

ではまた明日。