ワンピースの映画を加瀬ちゃんの姪っ子と見た

8月6日からから公開されたワンピースの映画が気になっていた。ちなみにワンピースとは主人公のモンキーDルフィがワンピースという謎に包まれた宝を探す物語である。まぁ今更ワンピースの説明もいらないとは思うが。でも一人で行くのも味気ない。でも誘える友達もいない。

加瀬ちゃんの姪っ子がちょうどお婆ちゃんの家に帰省してきているらしい。

半分ボケで「姪っ子連れてワンピース見てこようかな」と言ってみた。

すると「えっ!ちょうどなんか明日ワンピース見に行くらしいよ」とのことだった。

そのままあれよあれよと話し進み、なんと次の日の夜八時から一緒に映画を見に行くことになった。そして映画日当日。

いざイオンの映画館で待ち合わせとなった。私は本日二度目の風呂に入った。映画館は長時間至近距離になる。決して臭いなんて思わせてはいけない。

緊張からか少し早めに待ち合わせ場所についてしまった。

姪っ子が来るまでの時間、私は物思いに耽っていた。

いつか子供と一緒に映画を見る。そんな将来を夢見たこともあった。

でもそれを達成するには乗り越えなければならない壁がある。

恋人を作り、同棲をし、結婚し、子供を産み、子供を育てる。そこまでしてようやく、子供と一緒に映画を見ることが出来る。そんな遠い将来の事だと考えていた。

でも実際は違う。今日全てを吹っ飛ばして子供達と映画を見るのだ。

子供が来た。楽しみで浮き足だっているのが手にとるようにわかる。

発券をして座席に座る。映画開始時間ギリギリに集合してしまったせいで、ポップコーンを買えなかった。ここでスマートな紳士なら、待っている時間にポップコーンを買っておくのだろう。経験不足が露呈してしまう。

映画が始まった。子供と映画を見る経験は初めてたが、一人で見るより、かなり疲れる。

映画が終わる。正直微妙だった。敵の女の子の能力がほぼチートレベルに強すぎるし、アドの曲がこれでもかと流れる。

子供達を感想を聞くと「楽しかった!!!」と答えた。子供が楽しめたのならよかった。二人とも笑顔だった。

この笑顔はどんな財宝より光ががやき、どんな宝石より価値があるだろう。

その笑顔を見て私は思ったのだ。

この子供の笑顔こそ、本物のワンピースなのだと。

ありたっけの夢を~かき集め~探し物探しにゆくのさ~

ポケットのコイン~それとユアナビマイフレー

ウィーアー ウィーアー オダクー ウィーアー

to be continued

ドンッ!!!